椎間板ヘルニアの新治療|長引く風邪の症状や疲れに悩んだときは慢性疲労症候群を疑う

長引く風邪の症状や疲れに悩んだときは慢性疲労症候群を疑う

椎間板ヘルニアの新治療

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今や日本人の国民病とも言われる腰痛ですが、その腰痛の原因として発生件数が非常に多いのが椎間板ヘルニアです。椎間板ヘルニアは脊椎を構成する骨と骨の間にある椎間板という軟骨組織が変形して外に飛び出してしまう病気です。飛び出した部分は近くを走っている神経を圧迫し、痛みやしびれなどを引き起こします。頸椎など腰以外の部分に発症することもありますが、肉体作業などで負担のかかりやすい腰椎に発症する例が最も多くなっています。椎間板ヘルニアは軽症の場合はコルセットなどを装着して安静を保つ保存療法が選択されます。重症の場合は外科手術が行われることもありますが、近年では身体への負担が軽くて済む手術法がいろいろと開発されています。中でも今後普及が進むと考えられているのがPLDDという技術です。

従来の椎間板ヘルニア治療では、患部を実際に切開して飛び出した部分を切除するという方法が主流でした。これに対してPLDDでは、メスを使わず針で穴を穿つだけでよいので、手軽に施術が受けられます。PLDDは日本語では経皮的レーザー椎間板髄核減圧術といいます。この名からも分かるとおり、手術には医療用レーザーを用います。手順としては皮膚に穿った穴から極細のファイバーを挿入し、椎間板の中心にある髄核と呼ばれる組織の一部にレーザーを照射して蒸散させます。すると組織に空洞ができることで内部の圧力が低下し、飛び出した部分が引っこめられるのです。PLDDは身体への負担が軽いため日帰り手術も可能です。そのため日常生活への影響が極めて少ないというメリットがあります。